CORONA “JERSEY”
CORONAの“JERSEYS”をご紹介します。
後にバックヨークが付く5ポケット型のデザインで、太いワタリから裾に向けてテーパードするシルエットのワークパンツです。ブランド初期の頃に展開していた定番アイテムで今回久しぶりの登場になりますが、タケヤリ社の帆布やヒッコリーストライプを使用し、CORONAらしいユーティリティーなパンツに仕上げられています。生地、ディテール、シルエットのバランスがじつに絶妙で、5ポケットのようにバックヨークを設けてヒップ周りに立体感を作りだし、その上に微妙なサイズ調整ができるバックストラップを付けています。曲線型の大きめのバックポケットもいいですね。また、巻き縫い3本ステッチでの縫製や、ポケット周り・股下・バックルバックなど各所の補強はリベット仕様にも「らしさ」が表現されています。とくに、剥き出しになったリベットは工業的でワークパンツらしさを印象付けています。
現在CORONAパンツの主軸となっているファティーグスラックスシリーズは戦闘服というよりも軍の作業服(ワークウェア)をイメージの中心としたシリーズであり、今回のワークパンツも同じくCORONAのユティリティーウェアの流れの中にあります。ワークウェアにワークウェアらしい生地を使い率直なイメージになっていますが、今また新鮮な気持ちで着て頂けるはずです。ここでは、いくつかのカラーバリエーションの中から、「TAKEYARI COTTON DUCK / OFF WHITE」をご紹介しています。(* “NAVY SLACKS” で使用している帆布の色違いです。)ちなみに、同型のカラーバリエーションに「TAKEYARI COTTON DUCK / BRWON」と「HICKORY STRIPE / INDIGO」で仕上げたタイプもございます。
—- TAKEYARI COTTON DUCK(79A帆布)について -—
タケヤリ社は岡山県倉敷市にある帆布専門メーカーの老舗で、100年以上前からタケヤリ専用のシャトル織機で帆布を作り続けています。高密度に織られた生地は、ワークウエア用として昔から変わらず使われています。固く強い生地で馴染むまでに時間が掛かるイメージもある帆布ですが、今回使用のタケヤリ帆布はダックらしいムラのある表情や洗った後もガッシとしたハリ感等のワークウエアらしさはそのままに、ワンウォッシュでも馴染む柔らかさがあり、洗う毎に馴染んでいく経年変化もまた一つの特徴です。通常の厚手帆布というのは10番糸/単糸を何本撚るかによって厚みは変わっていきますが、この79Aは帆布の中でも一番薄手のものになり、20番手/双糸の引き揃え組織になります。(* “NAVY SLACKS” で使用している帆布の色違いです。)現在でも産業用資材として使われることが多い帆布を意欲的に取り入れファッションに昇華させたCORONAらしい生地で、丈夫さと履きやすさのバランスがとれた普段使いにも適したユーティリティーな素材です。
『CORONA』“JERSEY”
□品番:NO.CP027
□生地:TAKEYARI COTTON DUCK(COTTON100%)
□カラー:OFF WHITE [17-01]
□サイズ:M / L
□仕上げ:ONE-WASH
□プライス:¥18,800(税別)
— size (cm) — 【one-wash】
ウエスト M/85.0 L/89.0
前股上 M/32.0 L/33.5
後股上 M/38.0 L/39.5
ワタリ M/33.0 L/34.0
裾幅 M/20.0 L/21.0
股下 M/74.0 L/75.0
※上記数字はいずれも当店計測値です。若干の誤差はご了承ください。
—– 在庫状況 -—-
17-01 TAKEYARI COTTON DUCK/ OFF WHITE:完売致しました。